中性脂肪を下げる生活

体重増加によって腰や膝への負担が大きくなり、 腰痛や関節症などを引き起こすリスクが高まるだけでなく、 動脈硬化の進行や糖尿病や高血圧症に脳梗塞、 そして肝臓に過剰に蓄積されることによる肝炎や肝硬変、 そしてがんの発症リスクさえも高めると言われている「中性脂肪」。

さまざまな症状の発生要因となる中性脂肪を下げるには、 適切な食事コントロールと適度な運動を続けることが重要となります。

そのためには、以下のことを心がけた生活を送ると良いでしょう。

・エレベーターやエスカレーターに頼らず、自分の足を使う事を心がける。

・タクシーやバス・電車を利用する際は、用のある場所の少し手前で降りて、なるべく歩く。

・節酒をする。

・満腹になるまで食べず、腹6分~8分程度に抑える。

・ゆっくりと噛んで食べ、早食いはしない。

・オメガ3脂肪酸・大豆サポニン・食物繊維を多く含む食物を食べる。

・就寝直前の食事や間食はしない。

・甘い缶コーヒーや炭酸飲料は飲まない。

・白米や白パンより、雑穀パンや雑穀米を選ぶ。

このような生活改善と共に、定期的な体重と腹囲のチェックも忘れずに。 急激な体重の減少はストレスになりリバウンドを招きますので、 中性脂肪を下げるには、長期的な計画と無理のない目標が大切です。

一般的には、体重が1kg減る事で腹囲を1cm減らせると言われています。 半年で体重の5%を減らす事を目標に取り組めば、無理なく続けられるでしょう。 そして目標を達成した半年後には、5%の体重分腹囲が減少した自分がいるはずですよ。


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